青年部では月に1回2030SDGs公認ファシリテーター中村あやなさんにお入り頂き「SDGsなおはなし会」をさせて頂いています。
中村さんは、国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない17の目標の中で参加者1人1人がどの分野に興味があるのかを引き出してくれて1つ1つ丁寧に説明してくださいます。
私は、SDGsが「誰一人取り残さない」という共通理念のもと、地球規模の問題を皆んなで解決していこうという点にすごく魅力を感じました。
「誰一人取り残さず」17の目標を達成していくためには、私にはどのような事が出来るのだろうか。
私はコロナ禍をきっかけに、小学3年生の息子のオンライン授業が進まない事に疑問を持つ中で自分の住む福井市にも経済的に困っている家庭がある事を知りました。シングルマザー家庭や経済的理由でネット環境が整わず教育格差を生まないためにも福井市はオンライン授業に積極的でない事を中村さんに教えて頂き、オンライン授業導入の遅れは、日本の学力低下に繋がるのではないかと思っていたけれど、1つの問題には色々な側面があって、SDGsに取り組んでいくには色々な側面の知識が必要なのだと思いました。また、貧困とは決して経済的貧困だけではなく、社会や学校の中で孤立している人達がいる事も知りました。
学校という場所に自分の居場所がない、友達関係が辛い、学校での一体感や一致団結を求められる雰囲気に息苦しさを感じて、「学校に行かない、行けない」子ども達がいます。そして、その子達やその子達の家庭を支援をしている行政やNPO団体もあります。SDGsも17の目標の中の3と17(1人1人が他の人を思い、助け合う心を身につける)で取り組んでいる問題です。
「誰一人取り残さない」社会。それは、お互いの価値観を認め合い、お互いの喜びや幸せはもちろん、苦しみや辛さも分かち合う社会なのだと思います。
1人1人が自分が出来る表現で。まず、私も人の喜びや苦しみに寄り添える私にならせて頂きたいです。
Comments