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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん) 14号~

更新日:2021年12月9日

教会の途中の土手にもつくしがたくさん出てきました。春を感じます。😊


17日~23日は春のお彼岸です。

今日は春分の日であり、お彼岸の中日です。

それぞれお墓参りやご自宅にてお彼岸のご供養をされることと思います。

そして、今日は会長先生の83歳のお誕生日です。

会長先生お誕生日おめでとうございます。


今日はお彼岸の中日ということで、「最高の先祖供養とは」ということをご法話より学んでいきたいと思います。

開祖さまは次のように教えてくださっています。


ご先祖がほんとうに喜んでくださるのは、子孫のわれわれが立派な人間になることだ……ということです。

立派な人間になるというのは、いわゆる“成功”することではありません。出世することではありません。人格的に立派になることです。正しい考えを持ち、正しい生活をし、自分の天分を精いっぱい発揮してそれなりに世の中のために役立ち、それに加えて人に親切を尽くし、人の幸せに寄与するような行為をコツコツと積み重ねていく……そういう人間になるならば、それが最高の先祖供養でありましょう。(『躍進』1986年9月号より)


また、会長先生は次のように教えてくださっています。


『涅槃経(ねはんきょう)』に、「自(みずか)ら未(いま)だ度(わた)ることを得ざるに先(ま)ず他を度(わた)す」という一節があります。これは「自分はまだ悟りに到らなくても、人を先に彼岸に度す」ということです。道元禅師は、「先ず他を度す」の心を起こすことが、菩提心(ぼだいしん)だと述べています。

「先ず他を度す」とは、私たち会員が大事にしている「まず人さま」の精神です。自らのことはさておき、まず人さまに法にふれて幸せになってほしい――この慈悲の心、思いやりのある人として生きていくところに、喜び、生きがいが感じられるようになっていくようです。

ご先祖さまが一番喜んでくださる供養は、私たちが人さまに喜ばれるように生きていくことらしいのです。お彼岸をとおし、「まず人さま」の心で精進してまいりましょう。

(『佼成』2009年3月号より)


最高の先祖供養、別の言い方で表現するとご先祖さまに喜んでいただけることは、今ある命に感謝し、人さまに喜ばれるような生き方をすることだと教えていただきました。

そして、目の前の人が亡くなった親やご先祖さまだと思って、「まず人さま」の気持ちで思いやりの実践に取り組むことであると思います。


今日は、「まず人さま」の心で、目の前の人に喜んでもらえるように「思いやり」の実践に取り組んでいきましょう。 🤗




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