今日から3月に入りました。気持ちのいい天気のもとスタートしました。今日は朔日参り(布薩の日)です。
今日の一枚は、応接室にある開祖さまの書「妙法」です。
3月5日は教団創立83周年を迎えます。開祖さまご生前、最後の聖壇ご登壇になられた、創立61周年の式典の開祖さまのおことばを紹介します。
開祖さまのおことばを、会長先生が代読されたお姿を覚えている方も多いと思います。
創立61周年式典 庭野開祖「おことば」
平成11(1999)年3月5日
本日、会員の皆さまとともに教団創立六十一周年の記念日を迎えることができましたことを心よりお祝い申し上げます。
昨年の九月下旬以来、私は佼成病院で入院生活を続けておりますが、体調はすこぶる良好で、本日、皆さまの前であいさつができるほど健康を回復しております。
私が本会を創立した願いは、一人でも多くの人に法華経に示された人間の生き方を知ってもらい、本当の幸せを自分のものにして頂きたい、ということでありました。私の努力のすべてはこの願いに発していると言っても過言ではありません。
本日を契機として、本会創立の願いを再度かみしめて、会員の皆さまとともに、その達成のために決意を新たにする次第です。
今後とも皆さまのますますの努力精進のほど、お願い申し上げて、あいさつといたします。皆さま、誠にありがとうございました。
開祖さまが仰る、法華経に示された人間の生き方とはどんな生き方でしょう。
私が受け止めているのは、簡単に言うと、目の前の人に喜んでもらえる生き方(菩薩行)ではないかと思います。人に喜んでもらえることが、自分の本当の喜びになり、それが生きがいになっているように思います。
それ以外にもあると思います。皆さんはどのように感じますか。佼成会のご縁に触れて、こんな喜びを頂いた、こんな感動を味わった等を振り返り、感謝で創立記念日を迎えていきましょう。
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