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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)119号~

今回から、毎日読誦している三帰依(三宝帰依)の尊さ・大切さを、『三宝帰依は生きる原動力』(「やくしん」2003年1月号)から、学んでいきましょう。


○三帰依の尊さ・大切さ

私たちが毎日読誦させていただく経典を開くと、はじめに目にするのが「道場観(どうじょうかん)」、そして「三帰依(さんきえ)」、「勧請(かんじょう)」、「開経偈(かいきょうげ)」からなる前経(まえきょう)です。

この前経は私たち佼成会会員が、毎日の生活の中でつねに心にとめておくべき大切な心構えとして、経典の冒頭におかれています。

なかでも「三帰依文」はとくに意義深いもので、会長先生はその尊さを「釈尊ご在世当時には、この三帰依を唱えるだけでサンガの一員として認められたといわれるくらい大事な意味あいをもつもの」、「宗派の別を問わず、国の文化や仏教観の違いを超えて、仏教徒であれば文句なしに受け入れられる、まさに根本」と教えてくださっています。

三帰依がいかに大切かということを端的にあらわしているのは、「帰依」という言葉です。その意味するところをわかりやすくいえば「信じ敬うこと」ですが、身心を投げ出して信奉することともいわれます。会長先生のお言葉を借りれば「仏法僧(ぶっぽうそう)(三宝・さんぽう)に帰依するのは、生命の根源である永遠のいのちの前に、宇宙の一切の前にひざまずくこと」。つまり、全身全霊をかけて信じきり、拝みきっていくのが帰依するということなのです。


次回は「仏に帰依する」を学びます。お楽しみ

今回は、三帰依文を意識して、丁寧にご供養に取り組んでみましょう。

コメント(気づき、発見、疑問、感想等)があれば記入してください。

次回までよろしくお願いします。




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