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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)125号~

今回も三帰依(三宝帰依)、特に「僧帰依」の尊さ・大切さを、開祖さまのご法話から学んでいきましょう。


○拝み合う和合僧 (わごうそう)

わたしたち凡夫(ぼんぷ)にとって、永遠に生きとおしであられる仏さま、この宇宙に遍満 (へんまん)して、あらゆるものをあらしめている法はなかなか見ることも実感することもできません。

ところが、僧伽(さんが)は、その仏さまの救いと、法の働きをありありと生きた姿で見せてくれるのです。ある時は順化(じゅんけ)の形で、ある時には逆化(ぎゃっけ) の形で、生きた人間の姿でもって仏さまの救いを示し、法の真理を示してくれる僧伽への帰依の中に、三宝帰依のすべてが含まれているといっても過言ではないのです。

そして、この僧伽への帰依とは、上に立つ人が下の人を指導し、その指導に下の人が従うということではありません。すべての人が、互いに相手を師として、仏性(ぶっしょう)を拝み合う和合僧(わごうそう)の姿こそが、僧伽の真の姿であるのです。


※順化-その人の善を認め、それを伸ばしていくことによって、自然に悪を消滅させていく方法。

※逆化-その人の悪を指摘し、それを厳しく責めることによっておおい隠された善を表にあらわそうというやり方で、(逆)の力を加えて仏性を自覚させる方法。


今回は、「すべてはわが師」の気持ちで、相手を尊重していきましょう。

コメント(気づき、発見、疑問、感想等)があれば記入してください。

次回までよろしくお願いします。




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