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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)127号~

今回も三帰依(三宝帰依)、特に「僧帰依」の大切さを学んでいきましょう。今回は会長先生のご法話から学んでいきましょう。


○サンガの有り難さ

「立正佼成会」という教団の名称には、とても大事な意味が込められています。「立正」とは、正しい教えに立脚すること。また「佼」という字の人偏(にんべん)(亻)は人を表しますから、「佼成」 とは、人と人とが交わって心を磨き、人格を完成することを意味します。こうした共通の目標に向かって、日々、私たちは精進しているのです。

仏さまは、人間は誰もが、仏法を会得する能力も、問題を解決する能力も具えていると教えられています。しかし、そのことに気づかず、十分に力を発揮していない人も少なくありません。だからこそ、それぞれの可能性を引き出し、伸ばしていく人と人との交わり、つまりサンガ同士の学び合い、触れ合いが欠かせないのです。

いまの世の中は、能率とか生産性、自己主張、競争といった考え方が、蔓延(まんえん)していて、多くの人々が、焦燥感(しょうそうかん)や孤独感、絶望感などを抱いているのではないでしょうか。

一方、宗教の世界は、他と比較したり、競争し合ったりせず、一人ひとりを尊重し、合掌・礼拝し合います。

ですから本会は、いつも明るく、優しく、温かい心を持ったサンガが大勢いて、誰もが身も休まり、心も安まるオアシスのような教団、教会、支部であることを、みんなでめざしているのです。

仏さまは、「善き友を得ることは聖なる道の全てを手に入れることである」とおっしゃいました。善き友とは、同信の仲間・サンガであり、聖なる道とは、仏道のことです。サンガと出会い、切磋琢磨することが、仏道を歩む上で、いかに大切かを示されたものです。

そうしたサンガに、いま、すでに出会うことができた有り難さをかみしめ、共に一歩一歩前進していきたいと思います。


皆さんも、サンガとの思い出に残る、心に大事にしている出会いがあったと思います。

今回は、サンガ、善き友に出会えたことの、有り難さをかみしめてみましょう。

サンガのどのような出会いが有り難かったですか。


コメント(気づき、発見、疑問、感想等)があれば記入してください。

次回までよろしくお願いします。




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