20日から秋のお彼岸に入りました。それぞれのご家庭で、ご先祖様や故人を偲び、真心からご供養をしていただきたいと思います。
今回も、私たちがご供養の後に唱和する「会員綱領」について、あらためて学んでいきたいと思います。やくしん(2019年6月~8月号)の特集、私の「会員綱領」がとてもわかりやすいので、そこから引用していきます。
○教団創立百年に向けて
時は過ぎ、平成三年十一月十日、会員綱領が新たに改訂されました。それまでの「恩師会長先生のご指導に基づき」という箇所が「本仏釈尊に帰依し、開祖さまのみ教えに基づき」と変更されたのです。
改定後の「本仏釈尊に帰依し」の部分は、本会が久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊(くおんじつじょうだいおんきょうしゅしゃかむにせそん)(本仏釈尊)を本尊として、そのみ教えに帰依する真の仏教教団であり、本会の因縁、信仰のあり方をより一層明確に示したものでした。
また、「開祖さまのみ教えに基づき」の部分は、立正佼成会を創立され、釈尊の教えを私たち会員の先頭に立って身をもって教示し、垂範(すいはん)された開祖さまの教えを受け継いでいこうとする菩薩としての心意気を示しています。
会長先生は、基本構想『教団創立百年に向けて』の中で、「本会の八十年におよぶ歴史は、開祖さま、脇祖さまをはじめ、先輩の幹部の皆さま、信者さんの寝食を惜しまぬご尽力によって築かれてきたものです。教団創立百年に向けて、一人ひとりが、常に創造的な歩みを進める確たる志をもって、そのご恩に報いてまいりたいと思います」と述べられています。
会長先生から教えていただくように、会員綱領に込められた願いをかみしめ、先達が切り拓いてくださったご恩に感謝し、私たち一人ひとりが主役となって、日々菩薩行を実践していきたいものです。
会員綱領が新たに改定された時は、今まで唱和していた会員綱領の一部が変更になるだけでも覚えるのに大変でした。
しかし、時を重ねる中で、改定された会員綱領も暗唱ができるようになり、今の会員綱領がとても素晴らしいものだと実感しています。
次回からは、素晴らしい会員綱領の中身について、一つ一つ確認していきたいと思います。
次回までよろしくお願いします。
Kommentare