「会員綱領」の内容について、学んでいます。
今回は「開祖さまのみ教えに基づき」の部分です。
「やくしん(2019年6月~8月号)の特集、「私の『会員綱領』」から引用しています。
「開祖さまのみ教えに基づき」
〇世界の大導師
開祖さまは、人びとの幸せを願い、昭和十三年三月五日、脇祖さまと共に本会を創立され、真理・法を説き続ける生涯を送られました。第二次世界大戦の前後、日本人の多くが貧・病・争といった苦しみを抱えるなか、本会の縁にふれた人たちは仏道を歩み、生きがいに目覚め、救われてきました。
さらに開祖さまは、難信難解とされた法華経を、日常生活で実践できるように分かりやすく説かれ、仏教による真の救いに導くため、「まず人さま」「すべては自分」といった平易な言葉を用いられ、菩薩行実践の大切さを教えられました。誰もが具えている仏性を開くように導くことが、本仏から自分に託された使命であり、願いである ― それが開祖さまの確信でもありました。
開祖さまのさらなる大きな願いは、世界平和の実現でした。法華経の精神に基づいて、「万教同根(ばんきょうどうこん)」「国民皆信仰(こくみんかいしんこう)」の大切さを示されると同時に、世界宗教者平和会議(WCRP/Rfp)の創設、発展に心血を注がれ、日本、そして世界において宗教界のトップリーダーとして活躍されました。
開祖さまは、本会会員の大恩師であるばかりでなく、「対立と抗争の世紀」といわれた二十世紀に、不可能といわれた宗教協力を実現され、世界平和の礎を築かれた大導師でもあったのです。
10月4日には開祖さまの入寂会を迎えました。そして11月15日は開祖さまの生誕会を迎えます。そのような大事な時ですから、私たちのお師匠さまである開祖さまのことをよく知ることを大切にしていきたいと思います。
開祖さまは、日常生活の中で法華経の教えの通りに歩むことができるように、平易に実践しやすいように教えてくださいました。
自分を優先しがちな私たちですが「まず人さま」の実践に取り組んでみましょう。
次回までよろしくお願いいたします。
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