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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)199号~

「会員綱領」の内容について、学んでいます。今回も「開祖さまのみ教えに基づき」の部分です。

「やくしん(2019年6月~8月号)の特集、「私の『会員綱領』」から引用しています


〇開祖さまの願いをわが願いに

開祖さまが入寂(にゅうじゃく)されて十九年。(当時。今年は二十四年) 開祖さまのご法話やお言葉を直接伺ったことのない会員が増えていくなかで、開祖さまが示してくださった仏の道を私たちはどう受け継いでいけばいいのでしょう。

開祖さまのご功績やご苦労は筆舌に尽くし難いものでありますが、大切なのは「仏の智慧と慈悲をすべての人にお伝えしたい」という開祖さまの願いを一心に受けとめることではないでしょうか。

開祖さまをはじめ、草創期に活躍された先輩の皆さまが命がけで法を求め、人さまの幸せを願い、布教に歩き続けた結果、本会の礎は築かれました。

開祖さまはかつてこうおっしゃられたそうです。   

「わたしらや古い幹部は木にたとえれば、立正佼成会の根になる部分の修行をして、根を張り、幹を育てた。君たちは、この幹から枝を出し、葉をつけ、花を咲かせ、実を結ぶのが役目だ。(中略)わたしらの、根を張る苦労にもまさるほどの苦労がいるのだ。(中略)根と幹は実証ずみなのだから、それをそのまま信じて前にすすみなさい」( 『すべてはわが師』)

今日、私たちの暮らしぶりは大きく変化し、人びとの価値観も多様化してきました。教団創立八十一年(本年は八十五年)を迎えたいま、私たち一人ひとりにできることは、開祖さまの願いをわが願いとすることではないでしょうか。

開祖さまの願いは、世界の平和であり、世界中の人びとが幸せに暮らすことにあります。

「まわりの人や社会のために自分の力をさしだすことを仏教では『布施』といいますが、この生き方こそ幸せになる第一の道です。ことに、経済的にみんなが豊かになったいまのような時代こそ、利他行のなかにほんとうの幸せがあるのだと気づく人が、どんどんふえていかなくてはなりません」(『人生、そのとき』)

開祖さまの願いを叶えるその道とは、目の前の人に寄り添い、苦しみを取り除かせていただきたいという菩薩行の道です。開祖さまのみ教えに立ち返り、「一切の生きとし生けるものが救われるように、幸せになるようにと願って生まれてきた」という願生の精神そのままに、お互いさま、精進させていただきたいものです。


開祖さまの願いを叶える道とは、目の前の人に寄り添い、苦しみを取り除かせていただきたいという菩薩行の道と教えていただきました。少しでも開祖さまのように、目の前の人を大事に触れていきましょう。

次回までよろしくお願いします。




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