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後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)194号~

今回から「会員綱領」の内容について、学んでいきたいと思います。今回は「立正佼成会会員は」の部分です。

「やくしん(2019年6月~8月号)の特集、「私の『会員綱領』」から引用しています。


「立正佼成会会員は」

○立正佼成会とは

会員綱領は「立正佼成会会員は」の一節から始まります。立正佼成会―これが本会の名称です。この名称には、本会創立における深い意味が込められています。すなわち「立正」とは、この世界に正法である法華経を打ち立てること、「佼」とは、信仰的交わりによって信者の和を築き、「成」は人格完成、成仏を目指す、という開祖さまの大いなる願いが込められているのです。

立正佼成会は、昭和十三年三月五日、開祖さま、脇祖さま(長沼妙佼脇祖)によって創立されて八十一年(当時)を迎えました。創立以来、在家仏教教団として「生活即信仰」「信仰即生活」を標榜(ひょうぼう)し、会員一人ひとりが家庭人として、社会人として生活しつつ、日々の暮らしのなかで、仏さまの教えを体得し、実践しています。

『法華三部経』を所依の教典とし、その教義にある調和、平和、共存の精神を広く人びとにお伝えし、また学ばせていただきながら、争いや不安のない希望の人生を共に歩んでいくために活動している、在家の仏教教団なのです。

本会の特徴の一つは、「教義は違っても目指すものは一つである」という開祖さまの考えから始まった宗教協力です。国内では新日本宗教団体連合会(新宗連)設立への貢献、世界においては、一九六五年、開祖さまが第二バチカン公会議へ招へいされたことが契機となり、世界宗教者平和会議(WCRP/ Rfp)の創設、発展につながりました。

いまや世界的な潮流となった諸宗教対話の礎を築くとともに、現在もイスラームやキリスト教など世界の諸宗教指導者と手を携えながら、国連や各国政府と協働して紛争や貧困の解決に向けた歩みを進めています。


あらためて、私たちが入会している「立正佼成会」という会を理解できたと思います。立正佼成会は、開祖さまの生き様そのものであり、私たち一人ひとりが開祖さまの精神や生き様を真似して、それをつないでいくことがとても大事なことです。

立正佼成会は、在家仏教教団として「生活即信仰」「信仰即生活」を大切にし、教会道場に参拝した時だけが修行ではなく、一人ひとりが家庭人として、社会人として生活しつつ、日々の暮らしのなかで、仏さまの教えを体得し、実践する生きた仏教、行動する仏教教団です。

私の入会する「立正佼成会とは?」を、知るきっかけにしてください。

次回までよろしくお願いします。



写真は蓮如上人ゆかりの地「吉崎御坊」周辺です。

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