アジア大会の各種目やバレーボール、ラグビーなど、毎日のように熱戦が繰り広げられ、選手の姿に感動をいただいています。皆さんはいかがですか。
「会員綱領」の内容について、学んでいます。今回も「立正佼成会会員は」の部分です。
「やくしん(2019年6月~8月号)の特集、「私の『会員綱領』」から引用しています。
○「先祖供養、親孝行、菩薩行」
本会の会員は日々の基本的な行ないとして、先祖供養、親孝行、そして菩薩行の三つを大切にしています。
会員は毎日、朝夕に自宅のご宝前で経典を読誦します。これは、経典を読誦することで仏さまの教えを心身にしみこませるためです。また、朝は今日一日を生きる心構えを仏さまからいただき、夕べにはその日一日を精いっぱい働けたことを仏さまに感謝する経典読誦は、ご先祖さまへの回向供養、親孝行、そして菩薩行の誓いでもあるのです。
私たちが生まれてきたのは両親あってのおかげさまです。両親への感謝の気持ちを忘れず、親に孝行を尽くす。亡き親に対しても供養の心を精いっぱい向けていく。それも先祖供養であり、親孝行でしょう。
菩薩行は、自己中心の生活を打ち払い、人さまの幸せのために自分の力を発揮する生き方です。先祖供養と親孝行は、いうならば自分を支えてくれる縦のつながりに対する恩返しであり、菩薩行は自分を支えてくれる横の広がりに対する恩返しといえます。
本会では、その菩薩の精神を「まず人さま」という言葉で表現し、日常生活のなかで教えを実践してきました。
昭和、平成が終わり、令和という新しい時代が幕を開けました。時代は変化しても、宗教の大事な役目に変わりはありません。「入会者即布教者」と会長先生に教えていただくように、私たち会員一人ひとりが、いつでも、誰にでも「明るく、優しく、温かく」の心で相手への思いやりを大事にさせていただきたいものです。私たちは、すべての人が幸せになることを目指し、立正佼成会のサンガ・善き友として、日々、実践し、道を歩んでいるのです。
今回は、「立正佼成会会員は」の部分を通して、会員として大事にしていく「先祖供養・親孝行・菩薩行」を学ばせていただきました。
先祖供養と親孝行は、自分を支えてくれる縦のつながりに対する恩返しであり、菩薩行は自分を支えてくれる横の広がりに対する恩返しと教えていただきました。たくさんの支えに素直に感謝をしていく実践を「思いやり」の心で取り組んでいきたいと思います。
次回までよろしくお願いいたします。
写真は「永平寺」です。
Commentaires