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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)197号~

「会員綱領」の内容について、学んでいます。今回も「本仏釈尊に帰依し」の部分です。

「やくしん(2019年6月~8月号)の特集、「私の『会員綱領』」から引用しています。


〇常に願い常に仰ぎ見る

会長先生は、「全会員へのご本尊およびご法号勧請」が打ち出された際、次のようにご指導くださっています。

「家庭は、人間形成の根本道場であります。各家庭にご本尊が勧請され、そのご宝前を中心に生活が営まれていくことは、まことに大きな幸せであります。朝夕のご供養やご宝前へのあいさつを通じて、ご本尊に跪(ひざまず)き、感謝を捧げることは、大人はもとより、青少年の人間形成に決定的な影響を与えます。ご本尊に跪くとは、仏さまの教えを把握し、仏さまの尺度でものをみる生き方を、日々繰り返すことであります」(『佼成新聞』平成二十年一月六日付)。

朝夕にご供養させていただくことは、久遠の本仏への帰依と感謝の念を捧げることであり、自らのいのちの尊さ、有り難さに目覚めるきっかけとなります。

「一寸座れば一寸の仏」という言葉があります。朝夕のひととき、いつも私たちを温かく見守ってくださる仏さまに思いを馳せ、帰依と感謝の誠をささげる。それは「本仏釈尊」とじかに対話させていただくことであり、自らの生き方をしっかりと見つめ直す契機でもあるのです。

会長先生は、平成三十年に打ち出された「基本構想」の中でこのようにご指導くださっています。

「創立七十周年の年から、全会員へのご本尊勧請を推進し、取り組んでまいりました。このことを通じ、本会において仏教の三宝帰依の基本が成就したといえます。そして十年の間に、ご宝前を中心にした家庭が着実に増え、定着してきました。これも幹部の皆さまによる真心からの手どりのお陰様です

このような経緯を踏まえ、来たるべき百年、つまり教団創立から一世紀を展望して、人材育成 ― 人を植える― という根本命題に全力を尽くしていくことが、私たちの大事な務めであります」

私たちは「本仏釈尊」に帰依し、お互いのいのちを尊重し合い、合掌し合うことのできる人生を共に歩んでまいりたいものです。


毎日の朝夕のご供養はもちろんですが、ご本尊勧請いただいた各家ご命日をぜひ大事にしていくことを皆さんにお伝えしています。

本日(17日)は我が家のご命日です。毎月の各家ご命日は節目です。各家ご命日を通して、先祖を敬い、本仏に生かされていることを自覚し、感謝を深めさせていただくことを共に大切にさせていただきましょう。

次回までよろしくお願いいたします。



写真は生誕地道場です。


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