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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)210号~

早いもので、今年も残すところ数日となりました。今回が、今年最後のいい福通心です。皆さま、ご覧いただきありがとうございます。皆さま、よいお年をお迎えください。


「会員綱領」の内容について学んでいます。今回から「家庭・社会・国家・世界の平和境(常寂光土)建設のため」の部分です。

「やくしん(2019年6月~8月号)の特集、「私の『会員綱領』」から引用しています。


「家庭・社会・国家・世界の平和境(常寂光土)建設のため」

○自分自身と深く向き合う

近年、児童が巻き込まれる事件、また自殺など深刻な社会問題となる事象が目に付きます。今年の厚生労働省の調査分析によると、「家族からの叱責(しっせき)」「親子関係の不和」など、小学生の男女いずれも自殺の原因は「家庭問題」が一位となっています。

会長先生は、次のように述べられます。

「いま一度、親自身が猛省し、人格形成の根本道場である家庭を斉えていくことが第一歩であると思います。子どもたちが、『早く家に帰りたい』と思うようなわが家。『百千の灯あらんも われを待つ 灯は一つ』というような、あたたかい、ぬくもりのある家庭を作っていくことが、私たち大人の責任です」(『躍進』2004年4月号)

家族の絆は忽然(こつぜん)と生まれるものではありません。家族同士が信頼し合い、協力し合うことによって、しっかりとした絆で結ばれていくものだからです。

とはいえ、日々の仕事やお役、家事に、育児に追われていると、心にゆとりを失ってしまいます。「忙しい、忙しい」と飛びまわっているわりには、これといった充足感があまり感じられない。心がせかせかしたり、体が疲れやすくなったり、ささいなことで感情をあらわにしてしまう。そんなときは、静かに立ちどまって、自分自身と深く向き合うときなのかもしれません。


師走で大変忙しく過ごしている方も多いと思います。皆さま、一年間お疲れさまです。

年末年始も休みなく仕事という方もいらっしゃるとは思いますが、一般的には、お正月休みで、家族がそろってお正月を迎えると思います。

静かに立ちどまって、新たな年を迎える中で、自分自身と深く向き合う時間になればと思います。そして、目の前の家族の話しに耳を傾けて、お互いを思いやり、信頼を深める時間を過ごしていただきたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。





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