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後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)244号~

佼成新聞に連載されていた開祖さまの、『心が変われば世界が変わる-一念三千の現代的展開-』を紹介しています。今回も、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。


○“心の平和を保つ”11ヵ条

信念とか精神力とかいうものは、これほど強力なものです。もちろん、コッホ博士の説のほうが正しかったわけですが、ペッテンコーフェル博士の実験結果にも学ぶべきところが大いにあると思います。われわれは、ともすれば心のほうから先に負けて病気になってしまいがちです。この点をもう一度しっかり考え直す必要があると思うのです。

現代は、ストレスに満ちた時代です。とりわけ都会で働き、生活している人は、職業上の心労や、人間関係の摩擦などで神経をすり減らし、常にイライラしがちですから、そうしたストレスに負けず「心の平和を保つ」ことが何よりもまず大切な要件です。

それには一体どうしたらいいのか。ちょうど、アメリカ精神医学会の前会長で、世界精神保健連盟総裁のジョン・スチブンスン博士の提唱としておられる次の十一ヶ条が、表現の上ではともかく、根底においては仏教の説くところや、佼成会の行法ともほとんど一致しますので、これを手掛かりとして、私の考えを述べていくことにしましょう。

一、 率直に打ち明けること。

二、 しばらく逃避すること。

三、 怒りは仕事で消すこと。

四、 ときには譲ること。

五、 他人のために尽くすこと。

六、 一時に一事を。

七、 超人的な衝動を避けること。

八、 批評はのんびりやること。

九、 相手にも機会を与えること。

十、 自分を<役立てる>こと。

十一、 レクリエーションを予定すること。

次回から、これらについて逐条的に考えていくことにしましょう。


【わたしの所感】

現代は、ストレスに満ちた時代です。職業上の心労や、人間関係の摩擦などで神経をすり減らし、常にイライラしがちです。そして、そのストレスによって、病気になることが多いのです。ともすれば心のほうから先に負けて病気になってしまうところがあることも教えていただきました。

そうしたストレスに負けず「心の平和を保つ」ことが大切ということですが、それは次回から学んでいきたいと思います。

次回までよろしくお願いします。





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