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後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)245号~

佼成新聞に連載されていた開祖さまの、『心が変われば世界が変わる-一念三千の現代的展開-』を紹介しています。今回も、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。


5心の掃除と休息を

○心の平和を得る秘訣

さてそれでは、スチブンスン博士の説く「ストレスを緩和し、心の平和を得る秘訣」を、仏法に照らし合わせながら考えていくことにしましょう。

「率直に打ち明けること」

気になることや心配事を、ただクヨクヨと胸の中にくすぶらせているばかりでは、いつまでも解決はしません。

理性がどこかへ追いやられ、感情ばかりが無秩序に空回りしているために、問題をどう解決していいかという方法を思いつく余裕がないからです。

そこで、そうした余裕を見つけ出すか、積極的につくり出すかして、心に理性を取り戻す工夫が肝心となってくるわけです。その一方法として、心配事を筋道を立てて紙に書いてみることを勧める人もあります。たしかにそれは名案です。頭の中だけで、あれこれと考えている時は、ものごとが過大に感じられたり、ゆがんで見えたり、錯綜(さくそう)していてどうにもならないように思われるものです。

ところが、それを文書にしたり、数表にしたり、図式にしたりして書きあらわしてみますと、かなり実相が見えてきます。全体がおよそつかめます。ものごとを組み立てている諸要素の相互関係がハッキリしてきます。そこから、解決の糸口を発見することがよくあるものです。


【わたしの所感】

私も感情的になり、頭の中であれこれ考えて先にがんじがらめになることがあります。その時は、何が引っかかるのか、なぜ引っかかるのか、どうしたらのかを紙にとにかく思うまま書くことがあります。それを眺めているうちに、冷静に理性で考えられるようになります。

客観的に自分を見ることが大事ですね。

次回までよろしくお願いします。




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