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~教会長のいい福通心(つうしん)253号~

後藤教会長

佼成新聞に連載されていた開祖さまの、『心が変われば世界が変わる-一念三千の現代的展開-』を紹介しています。今回も、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。


<8>「人さまのために」の哲学


○“清浄身の楽しさ”が尊い


他人のために尽くすことがストレスの解消に役立ち、従って健康のためにもよい……これはわたし自身が十二分に体験しています。立正佼成会を創立したころは牛乳屋をしていたのですが、お導きや手どりに飛び歩くために商売はだんだん細るばかり、あげくは質屋通いをしなければならない始末でした。これが、もし商売一途にやっていながらそんな状態に陥ったのだったら、それこそ心配で夜も眠れなかったことでしょうが、「人さまのため」という一心があったばかりに、じつに気が楽でした。どんな貧乏も苦になりませんでした。朝四時に起きて、夜寝るのは十二時過ぎという、心身共に酷使する生活を何年も続けながら、健康そのものでした。


このような全生活をあげての奉仕活動ではなくても、余暇を活用したボランティア活動や日常のちょっとした人さまへの親切行を体験したことのある人は、その行為に伴う何とも言えぬホノボノとした心の楽しさを味わわれたはずです。その楽しさは、娯楽や遊びなどの楽しさとは違った、もっと高貴な感じのものだったはずです。“心身脱落”と言いますが、心身にコビりついていた<我>というものがスッポリ脱げて自由自在の清浄身になったような、そんな感じの楽しさだったはずです。それです。それが尊いのです。そのような楽しさを味わえば、ストレスなどいっぺんに飛んでいってしまうのです。


なぜ、人のために尽くせば自分がそのような快さを覚えるのか。その根源の理由を探(たず)ねれば、疑いもなくそれが宇宙の万物を成り立たせている<持ちつ持たれつ=諸法無我>の真理にピタリと合致した行いであるからです。バランスの理に合致した行いであるからです。


【わたしの所感】


今シーズン最強寒波により、福井県の各地も大雪が積もっています。雪かきや雪下ろしは大変な作業です。しかし、その作業の中で心の暖かさを感じている方も多いと思います。普段はあまり挨拶も交わさない方も、雪かきを通して声を掛けたり掛けてもらったりして、助け合うことも見受けられます。終わった後の疲れと共になんともいえない一体感を感じることがあります。それは、持ちつ持たれつの諸法無我の真理に合致した行いだからなのですね。しかし、無理は禁物ですので、気を付けて雪下ろし、雪かきをおこなってケガがないようにお過ごしください。次回までよろしくお願いいたします。




 

 
 
 

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