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~教会長のいい福通心(つうしん)261号~

  • 後藤教会長
  • 7月30日
  • 読了時間: 3分

佼成新聞に連載されていた開祖さまの、『心が変われば世界が変わる-一念三千の現代的展開-』を紹介しています。かなり間が空きましたが、今回も皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。


○働くときは仕事に精魂を打ち込め「レクリエーションを予定すること」これは、特に勧めなくても、今の人は予定しすぎるぐらいでしょう。しかし、一つ大切なことが忘れられているのではないか、と心配です。それは、レクリエーションの楽しみを胸に描きながらも、働く時は仕事に精根を打ち込むということです。それによって仕事の成果も上がり、したがってレクリエーションの時間も、心おきなく楽しめるのです。私の生まれた村はたいへん祭りの多い所でしたが、それが楽しみで、祭りから祭りの間は実によく働き、近在の村のうちではいちばん豊かでした。この事実は、百万言より貴重だと思います。仕事をする時、それに最善を尽くしていないと、遊ぶとき心から楽しめません。なんとなく胸の奥にわだかまる影があります。そうしますと、せっかくの遊びがレクリエーションでなくなります。レクリエーション(recreation)の原意は<再び創造する>ということで、仕事で疲労した心身を娯楽やスポーツによってイキイキとよみがえらせることを言うのです。ですから、せっかくのレクリエーションが<再創造>にならなければ、こんど仕事にかかった時も、百パーセントの力が出せません。そうすると、仕事の成績も上がらず職場がおもしろくなくなり、それが家庭の空気にも影響を及ぼし、こういった悪循環は恐ろしい結果を招きます。ギャンブルに凝って人生を台無しにするなど、こういったケースの典型です。<レクリエーションを予定する>、それはあくまでも張り切って働くためのものであり、レクリエーションそのものも自分の本業を立派に遂行するためのものであることを忘れてはなりません。


【わたしの所感】私は現在単身赴任中ですが、月に一回自宅に帰り、奥さんや子どもたちと一緒に食事をしたり、話をしたりすることが私の楽しみです。その時間が、今回でいうレクリエーション<再創造>の機会になっていると思います。それ以外にもお休みはいただいていますが、奥さんが作ってくれる食事をいただきながら話しをすることが、私の再創造の機会であります。その機会があるから、まずは一つ一つ、一人ひとりに丁寧に取り組んでいこうと思えるのだと確認できました。皆さんにとってレクリエーション<再創造>の機会は、どんな時でしょうか。次回までよろしくお願いいたします。


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写真はあわら支部に布教に行った時に迎えてくれた手作りの作品です。ご夫婦がそれぞれ作ってくださいました。朝顔は現在、教会長室に飾っております。


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