いよいよ東京オリンピックも開幕しましたね。開幕式当日のお昼頃には、ブルーインパルスが大空に五輪を描きました。本部の方から写真と映像が届きましたのでご覧ください。
前回から日々の生活の中で教えに照らした行ないの八正道を学んでいます。
今日は八正道の「正見(しょうけん)」です。「正見」とは「正しく見る」ということですが、自分中心のものの見方を捨てて、正しく公平にものごとを見ることです。
私たちは、知らず知らずに「自分は正しい」という偏(かたよ)った見方になってしまうことがあります。自分が正しいということは、「相手は間違っている」と見ていることです。意識していないと、そういう見方になることを知ることが大事です。
前回もお伝えしましたが、「正」という字は「一」と「止」が組み合わさってできています。「一」は絶対なるもの、すなわち真理・法をさしています。二つの文字を合わせると、真理・法に止まるということになりますから、真理・法に合った見方で、ものごとを自分本位に、また固定観念によって見ないことです。
また、正しく見ようとする時は「一度」「止まる」ことが大事です。止まるとは自分の心に止まる、つまり内省することです。
自分の見方に固執(こしゅう)せず、絶えず自己反省を繰り返しながら、相手の立場に立ってものごとを見る見方、鳥のように心を空にのぼらせたつもりで、客観的に大きな心で目の前の人やものごとを見ていきましょう。
今日は、鳥のように心を空にのぼらせたつもりで、客観的に大きな心で目の前の人やものごとを見ていきましょう。
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