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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)43号~

更新日:2021年12月9日

今日は終戦記念日、そして本会では「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」です。

今日は「八正道」の学びをお休みして、「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日によせて」を配信します。ぜひ、お読みください。


本年、先の大戦から戦後76年という年を迎えました。

あらためて先の大戦で亡くなられた方々、そして今も世界で続いている紛争等によって亡くなられた方々に哀悼の意を表します。

日本の平和は、犠牲になられた多くの御霊(みたま)の上に築かれました。そして、平和のために奔走(ほんそう)された多くの有名無名の方々によって築かれてきました。私たちはそのことを忘れてはいけません。

また、この日に、私たちは「平和」とは誰かが築いてくれるものではなく、「平和」とは自分たちが築き上げていくのだということをお誓いしたいと思います。

開祖さまは「平和とは何か」ということを、次のように教えてくださっています。

「平和とは何か ― 一言にしていえば、『人と人との間、人と自然との間に、和(なご)やかさと、順調さが保たれている状態』をいいます。」

このことを受けて、自分ができることとして、まず目の前の人との「和」を築き上げていくことから始めていきたいと思います。

それでは、私たちはどのようにして、目の前の人との「和」を築きあげていけばいいのでしょうか。

会長先生は次のように教えてくださっています。

「特に、身近な家庭に『和』を築いているかどうかは、社会や国、世界の平和を実現する上で、最も大事な問題といえます。日々の生活の中で、家族全員が尊重し合うこと、ケンカをしないこと、不平不満、悪口などを言わず、感謝の言葉を口にすること、隣近所の人が困っていたら助けること、決して人を差別しないこと……そうした実践を通して、平和への原点である『慈(いつく)しみ思いやるこころ』が培(つちか)われていくのです。」

私たち一人ひとりが、自身を内省して自分の心に「和」を乱す原因があることに目を背けず、目の前の人との「和」、家族との「和」、地域、社会…と「和」を広げていくことを実践していくことが、亡くなられた多くの御霊への慰霊となると信じています。

最後に「いのりのことば」を述べさせていただきます。

「世界が平和になりますように

人のことを思いやる人がふえますように

まず私からやさしくなります」

合掌

立正佼成会 福井教会

教会長 後藤益巳


今日は、自分のいる場所で「和」を築き、慰霊の気持ちを大切に過ごしていきましょう。🤗




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