今日は八正道の6番目の「正精進(しょうしょうじん)」です。
「正精進」とは、自分がめざす正しい目的や目標に対して、一途に努力し続けることです。
今年の夏はオリンピック選手から感動をたくさんいただきました。選手たちが、オリンピック本番、試合の一瞬に向けて練習を積み重ねてきた姿は、まさしく「正精進」の姿だと思います。
パラリンピックもはじまりました。活躍する選手の見えない「正精進」の姿を思い浮かべながら応援をしていきたいと思います。
また、「正精進」をわかりやすく言えば、「よいことを、真心こめてくり返す。楽しくなるまでくり返す」ことです。
「人の喜ぶことをする」「人に親しまれる自分になる」「人にはやさしく親切にする」「絶対に怒らない自分になる」「ありがとうを伝える」等、それぞれ心に誓うことがあると思います。
心に誓ったことを、途中で投げ出さず、楽しくなるまで突き進むことです。
ときには、くじけそうになったり、投げ出したくなったりするようなこともありますが、そのような心を励まし、あきらめない―これが心を成長させる努力、正精進です。
今回は「よいことを、真心こめて、くり返す」ことに取り組んでみましょう。
今日も一日よろしくお願いします。
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