急に肌寒くなり、体調を崩しやすい時期です。私も年を重ねるごとに健康に関心をもつようになりました。先日読んだ本の中で、とても興味深く、わかりやすい内容のものがありましたので皆さんに紹介したいと思います。
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」(致知出版)の中で紹介されていた、健康道場・コスモポート主宰の吉丸房江さんの「免疫力をアップする三つのスイッチ」というお話です。
ナチュラルキラー細胞はいわば体の中のパトロール隊、おかしな細胞が出てきたら、すぐに連行してシュッと消してくれます。しかし、パトロールに出動したくても、起動スイッチがオンになっていなかったり、出動してもすぐ疲れて休んでしまうようでは、体の中はがん細胞で充満してしまいます。ナチュラルキラー細胞にフル稼働してもらうためには、免疫力を高めなければいけません。
免疫力を高めるためには、三つのスイッチがあります。
一つ目のスイッチは皮膚に気持ちのいいことをすることです。私たちはお腹がいっぱいになった時、「ああ、食べすぎた」と胃のあたりをさすります。本能的に皮膚が内臓につながっていることを知っているのです。皮膚に刺激を与えると、内臓は活発に動き出します。
気持ちのいい肌着をつけることも大事です。材質もさることながら、乾燥機で乾かしたものと太陽のもとで乾かしたものとでは全然違います。また、太陽の生命エネルギーをたっぷり吸い込んだお布団で寝れば、ちょっと具合が悪くてもすぐに治ってしまいます。
最近はマッサージブームですが、お母さんが子どもや旦那(だんな)さんをさすってあげたら一番いいですね。昔のお母さんは「いい子だね、お利口さん」と言って、いつも子どもを撫(な)でていました。愛する人や本当に心を許す人に撫でられたり、さすられたりしたら、皮膚は最高に喜んで免疫力はグーンとアップします。
この後も気になるところですが、続きは次回に紹介します。
私も以前、似たような話を聞いて取り組んでいることがあります。ある幹部さんが、お風呂に入っている時に、「ありがとう、ありがとう」と言いながら、足先から頭まで順番に撫でていると聞いて、私も毎日ではありませんがたまにしています。また、家族と一緒にいる時は、見送りの時や寝る前に握手をしていることも免疫力アップにつながっているのだと感じました。
今日は、日ごろ使わせてもらっている体に「ありがとう」の言葉をかけながら撫でてみて、感謝を深めてみませんか。
次回までよろしくお願いします。
Comments