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  • 後藤教会長

教会長のいい福通心(つうしん)69号~

更新日:2022年2月7日

12月25日は世間一般ではクリスマス、イエス・キリストの降誕を記念する日です。

実は佼成会にとっても大事な日です。それは脇祖さまの132回目のお誕生日なのです。脇祖さまお誕生日おめでとうございます。

それにちなんで、今回は脇祖さまについて、やくしん2019年9年「脇祖さまのみ教え ほんとうの幸せをかみしめる」から学んでみましょう。


脇祖さま(長沼妙佼先生)は、明治22(1889)年12月25日、現在の埼玉県加須(かぞ)市に生まれました。幼い頃から苦難の連続で、ことに病弱だった脇祖さまは時として投げやりな気持ちを抱いてしまうような人生を送られていました。そんなとき、脇祖さまは開祖さまに導かれ、仏さまのみ教えにふれたことで人生が一変します。〈苦労は人生にとって、決して無駄なものではない。むしろ、苦労があるからこそ、努力精進幸せになれるのだ〉と脇祖さまは見方変わり、精神的にも肉体的にも元気を取り戻されました。

信仰は、自分の願いをかなえるためにあるのではない。幸せを味わう心になるために努力するのが信仰だと確信された脇祖さまは、苦しみの渦中にある人を仏道にお導きすることが神仏へのご恩返しと思いを定められ、多くの人を導かれました。そして、昭和13(1938)3月5日、開祖さまとともに立正佼成会を創立されたのです。

脇祖さまは、「立正佼成会に入会した以上は、ほんとうに幸せにならなければいけない」とご指導くださっています。脇祖さまご自身がこのみ教えに出遭い、み教えを実践することによって得られたほんとうの幸せを、私たちにもつかんでほしいと願われたからにほかなりません。だからこそ脇祖さまは、一人でも多くの人に同じように幸せになってもらいたいという一念で、ご自分の身も惜しまず、布教に歩かれたのです。

その後ろ姿は人さまの幸せを願い、世のため、人のために尽くそうとされた慈悲の心をもつ菩薩です。信仰することは実践行であり、その結果として、仏さまがご守護をくださることを身をもって証明されました。

「佼成会の信者は、“自分よりも人さまに”という気持ちですすむことがたいせつですが、この気持ちをもととして精進したならば、いわず語らずのうちに、仏さまの守護をいただいて、しあわせになることはまちがいないのでございます」(『慈悲のこころ』)


脇祖さまが生誕されて132年。私たちはこのみ教えをと出遭い、気づかせていただけたほんとうの幸せを改めてかみしめる機縁とさせていただきましょう。


教会長のいい福通心は、今回が今年最後の配信です。次回は1月1日に配信予定です。

皆さま、今年一年ありがとうございました。



教会の玄関に雪囲いを、施設担当の方に設置していただきました。安心して教会に入ることができます。



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