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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)95号~

今日はこどもの日です。ゴールデンウイークに入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。お家でゆっくり過ごす方も多いと思います。今回も『やくしん』(2004年12月)の特集「ご宝前を中心にした生活」を通して、家庭におけるご宝前においての実践行の二つ目を確認していきましょう。


供(そな)える―帰依心の実践行

ご宝前のお給仕をしたりお供物をお供えしたりするのは、目には見えない仏さまに感謝し、帰依する心を表すためのものです。そういった意味では、礼拝・感謝と同じく、謙虚な心をはぐくむための実践行といえます。また、心の乱れは実際に目で見ることはできません。だからこそ、実際にご宝前をととのえることで心を仏さまの方に向け、同時にみずからの心の乱れを正していくのです。「心は形にしたがう」とも教えていただきます。

たとえば、大切なお客様が来るとき、家を掃除し、居住まいをととのえ、心を込めてお迎えしようとするのではないでしょうか。同じように、ご宝前には、つねに仏さまがいらっしゃると思えば、おのずと居住まいを正し、心を清めておこうという思いになれるのです。

何か頂戴すると、まずは仏さま、ご先祖さまにと思って、ご宝前にあげさせていただくことが身についている方も多いのではないでしょうか。ご宝前にお供えすることは大事ですが、子どもの成績表、大事な書類等をあげたままにならないようにしてくださいね。私も大事なものと思ってご宝前になんでもかんでもあげてしまうことがあります。お互いさま気をつけていきたいですね。


今日は、ご宝前(仏さまの御前)にいろいろなものがあげたままにしていないか確認して、ご宝前をととのえていきませんか。

コメント(気づき、発見、疑問、感想等)があれば記入してください。

次回までよろしくお願いします。




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