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  • 後藤教会長

~教会長のいい福通心(つうしん)99号~

今回も『やくしん』(2004年12月)の特集「ご宝前を中心にした生活」を通して、家庭におけるご宝前においての実践行の六つ目の意義と功徳を確認していきましょう。


○集う―説法・調和の実践行

ご宝前は、家族が集い、法を伝えていく場でもあります。言いかえれば、仏さまと共に、お互いを見つめ合う場所と言えるでしょう。

ですから、家族に大事な話をするときや、子どもを叱るときなどは、是非ともご宝前の前で行うことをおすすめします。

その際、話をする側は、自分の言動を仏さまの思いに照らし、感情やエゴから走っていないかと確認しながら話すことが大切です。

そして、また聞く側は、相手の言葉を仏さまの声として受け止めるよう心がけてください。そうすることで、お互いの思いがより深く理解できるようになるでしょう。

家族が素直な心で触れ合える場所があることで、おのずと調和が生まれ、家庭にご法が息づいてくるのです。


ふり返ってみると、私も大事なことはご宝前の前で伝えられたように思います。

また、単身赴任前は、お手当(給料)を頂いた日に妻や子どもたちもご宝前の前に揃い、お礼と感謝のご挨拶を一緒にしていました。それが終わってから一言伝え、子どもたちにお小遣いをあげていました。今はなかなかできませんが、妻が代わりにしてくれています。家族皆が、たくさんのお陰さまを感じる時間になっていました。


皆さんにとって大切なこととは何でしょうか。今回はご宝前の前に座り、大切なことを伝えてみませんか。

コメント(気づき、発見、疑問、感想等)があれば記入してください。

次回までよろしくお願いします。




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