~教会長のいい福通心100号~
教会長のいい福通心も記念すべき100号になりました。皆さん、いつもお読みいただきありがとうございます。
また、新たな気持ちで取り組んでいきたいと思います。
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さて、前回までは、家庭におけるご宝前での実践行の六つの意義と功徳を学びました。
今回はご宝前における実践行を、開祖さまのご法話から学んでいきましょう。
朝、起きたらまず、神さま、仏さま、ご先祖さまにご挨拶を申し上げ、経典を読誦する。それから会社に出勤をしたり、また家事をしたり、自分の仕事を務めさせて頂く。そして、一日が終わったら、「今日はくたびれたな」といって、すぐに寝てしまうのではなく、ご宝前に向かって今日一日の自分を静かに反省し、感謝の心でやすませて頂く。そのうえで夫婦が仲良く、親を大事にさせて頂く。
そうしていればね、子供がちゃんと親の後ろ姿を見ていて、「私もああいうお父さんになりたい、ああいうお母さんになりたい」という思いが、知らず知らずのうちに子供の心のなかにしっかりと根づき、親の信仰を受け継いでくれるのです。(『ほっしん』1994年10月号)
開祖さまのお姿を、会長先生が年頭法話(2021年)で次のように教えてくださっています。
わが家においても、生前、開祖さまは、ご供養の時間から、本部に出かける時間まで、毎日、同じリズムで過ごされていました。私たち子供は、朝夕のご供養に間に合わず、遅れることもありましたが、開祖さまは、いつも決まった時間に始められました。それを、ごく自然になさる姿を見て、「本当に教えを信じているのだ」と心から思いました。開祖さまも、体で教えてくださっていたのだと、いまつくづく思います。
このように、子供の育成といっても、結局は、親の自覚と姿勢が問われているのであります。お互いさま、自らを振り返り、反省をしながら、未来を担う幼少年・青年達に、よりふさわしい後ろ姿を示していきたいものです。
自分自身も親のご供養している姿を見て育ち、子どもたちも私たち夫婦のご供養をしている姿を見て育ってきたと思います。子ども達が、尊いものを尊く、大事なものを大事にできるようになるには、私の姿次第だとつくづく感じています。また、親だけでなく、祖父母の後ろ姿も大事ですね。
今回は、意識してご宝前を中心にした、生活をさせていただきましょう。
コメント(気づき、発見、疑問、感想等)があれば記入してください。
次回までよろしくお願いします。
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